淡交フィルハーモニー管弦楽団による両国高等学校創立110周年記念演奏会が、さる1月22日(日)水道橋の東京ドームの隣にある 文京シビックホール大ホール にて 午後2時より 盛大に 開催されました。 ☆ ☆ 淡 交 会 フ ィ ル − 1 1 0 周 年 記 念 演 奏 会 の 全 景 ☆ ☆ ≪ 演 奏 会 の 全 景 ≫ 両国高校関係の来場者は、学校長、淡交会役員、淡交フィルを後援する会、卒業生、在校生、そしてご家族の方々で、一般来場者を合わせると総勢およそ1,000名近くが集いました。
両国高校関係の来場者は、学校長、淡交会役員、淡交フィルを後援する会、卒業生、在校生、そしてご家族の方々で、一般来場者を合わせると総勢およそ1,000名近くが集いました。
一方、演奏者は、卒業生、在校生、団友、賛助合わせて104名で、中学2年生から 喜寿を迎えた 50回生まで幅広く、文字どおり淡交フィル・混成ファミリーです。 メンバーの中には、2名が九州から駆けつけてくれましたし、結婚・出産を終えて今回復帰した女性、三十数年ぶりに出演した団員、さらには、在校生二人を含む親子三人家族も含まれています。 ☆ ☆ 来 場 者 に 挨 拶 す る 指 揮 者 の 新 田 ユ リ さ ん ☆ ☆ ≪ 挨拶する指揮者の新田ユリさん ≫
今回は、記念すべき母校創立110周年ということで、淡交フィルの草分けとしてご尽力いただいた作曲家・指揮者の 早川正昭さん(49回)、 女性指揮者として著名な 新田ユリさん(77回)、 藝大首席卒業のピアニスト 清水将仁さん(83回) に全面的なご指導、ご協力をいただきました。
前回演奏会後、記念演奏会に相応しい曲としてどんな曲を演奏するかが大きな課題でした。 その企画段階で新田ユリさんのアドバイスもあり、卒業生の作品、卒業生独奏者との共演、の2本柱が出来上がりました。 そして候補者の絞り込みを行い、早川正昭さん、清水将仁さんのお二人の卒業生に決まりました。
プログラムは、最初に早川正昭さん作曲の「祝典序曲」を演奏しましたが、演奏終了後、指揮者の新田ユリさんから早川正昭さんの淡交フィルへの功績などが紹介され、起立して挨拶される早川さんに対し、会場内から感謝の大きな拍手が沸きました。
二曲目のシベリウス作曲「フィンランデイア」は、現役の中高生が昨年11月の地区音楽会で演奏した曲でもあり、新田ユリさんの名指揮で、在校生が前面に出て演奏しました。 彼らにとっては貴重な経験になったと思われます。
三曲目は、ベートーベン作曲のピアノ協奏曲弟5番「皇帝」ですが、清水将仁さんの格調高いピアノと、弦楽器を中心としたオーケストラが調和し、お客様にご満足いただけるハーモニーを奏でることができました。
四曲目のシベリウス作曲「交響曲第2番」は、新田ユリさんが現在日本シベリウス協会事務局長・理事の要職にあり、新田ユリさんの最も得意とする曲のひとつですが、大変難しい曲でもあります。そのため新田ユリさんの思いに一歩でも近づこうと全員必死に演奏しました。結果として、ある程度のレベルの演奏ができたのではないかと思っています。 最後に両国高校の校歌を演奏しましたが、新田ユリさんの会場に向かっての指揮に対し、来場の皆様は快く斉唱に応じてくれ、会場内の一体感が盛り上がり、終演となりました。
最後に両国高校の校歌を演奏しましたが、新田ユリさんの会場に向かっての指揮に対し、来場の皆様は快く斉唱に応じてくれ、会場内の一体感が盛り上がり、終演となりました。
演奏終了後、会場を移して、演奏者、来賓の方々で懇親会を開きました。多くの時間は、演奏の悪かった点、改善する点といった反省に充てられましたが、 最後にはそれらを踏み台にして、今後の発展、飛躍を決意しました。
今回の記念演奏会を成功に導いたのは、何といっても指揮者・新田ユリさんの母校に対する熱い思いだったのではないでしょうか。 初めて指揮をされた時、恐らくあまりのひどさにショックを超えていたと推察されますが、それにもめげず超多忙なスケジュールの中、その後8回にもわたる練習指導で、何とか人に聴かせられるレベルまで高めてくれました。 更には在校生の指導にも全力投球で力を注いでくれました。 その思いが練習を通じて演奏者にも徐々に伝わり、本番で共有できたおかげで、来場者からの高い評価につながったのだと思います。
淡交フィルハーモニー管弦楽団は、高校卒業生オーケストラとしてはその歴史の長さから全国的にも稀有な存在であり、母校の誇りとしてこの伝統ある団を維持すべく最大限努めていく所存ですので、今後とも ご支援いただければ幸いです。