作成日: 2017/01/21 by AM   

 2016年10月1日(土)品川プリンスホテルで両国高校第64期卒業生の卒業50周年を祝うパーティが開催された。
 第64期は、数字にちなんで「虫(64を「むし」と読む)の会」と名付けたD組の萩原先生を中心としたクラス会を約20年前から実施していた。
10数年前から石平先生が担任だったG組や薄葉先生が担任だったF組も参加した拡大クラス会に発展していた。
昨年の定期会の時に、「2016年は卒業50周年にあたるので、第64期の連絡の取れる卒業生全員に声をかけ、盛大に50周年記念パーティをしよう」 と有志で決めた。
 我々64期は9クラス470名の卒業生だが、50年経過して連絡が取れた仲間は333名だった。
当日参加は110名で、連絡のついた卒業生の3分の1が集まってくれたことになる。参加を楽しみにしていらっしゃった 石平先生は、残念なことに直近に椎間板ヘルニアを患われて、そのお姿を見ることは出来なかった。
 会は、松村実行委員会事務局長の司会で始まり、超エリートだった伊吹山・阪大名誉教授の乾杯、一宮(牧野)なおみ・人事院総裁 の挨拶、これまた常に一番二番を伊吹山君と争っていた遠藤君の挨拶と続いた。
その後、歓談に移り、クラスごとの記念撮影、全体写真を撮り、校歌斉唱で終わった。
 伊吹山・遠藤という超秀才も単に勉強一点張りの堅物ではなく、「庶民」の皆々と和気藹々に混じりあって 活動をすることに象徴されるように、夫々個性を持ちながら仲良く過ごしてきた。
その基盤は、「両国高校で過ごした3年間(4年間の人も100名以上いた)が、やはり人生の出発の原点として 得難い先生方・仲間を得た貴重で有意義な月日だった」という思い出を共有しているところにある。
 今後、毎年の「虫の会」に今回参加した全員に声をかけることに決めた。

 1年下の65期の卒業生の有志の方も参加して会を盛り上げてくれたこと、最後にお礼を述べさせていただきたい。


坪井 善明     
   (淡交会報第77号より転載)
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