最終更新日 : 2011/8/28     


 環境委員会は、産業革命以降じわじわと進行する地球温暖化を少しでも防止するとともに、 私たちの生活を支える生物多様性を保全し、かつ地球上の限られた資源・エネルギーを 大切に利用するなど、かけがえのないこの地球を健康体のまま子孫に残すため、今、 私たちにできることは何かを考え、実行し、併せて淡交会会員や現役高校生にも行動を 促すこと を目的として、平成20年秋ごろ設立されました。
 きっかけは、当時の小泉宗孝会長(52回)が、地球温暖化の影響は計り知れない、 淡交会でも何かできないか検討したらどうか、と事務局に指示されたことでした。
  これを受けた事務局が、地球環境問題に関心を持って既に活動している
会員数名に働きかけ、常任理事会の承認を経て、取りあえず以下の体制
で環境委員会を立ち上げました。
 委員長:中村晴永(55回)、委員:磯貝三男(56回)、岡田宗久(58回)、
       中瀬勝義(60回)、伊藤 林(62回)。
       小泉宗孝氏には顧問として、また事務局の小島基男氏、
       外山三喜氏にも 委員として参加いただきました。

平成21年1月に第1回環境委員会を開催し、当面の活動方針を
決めました。
 (1)委員会メンバーはそれぞれ活発に日常活動を推進し、情報を共有
     し、相互啓発に努める。
 (2)「両国祭」の淡交会展示のスペースを使用して、環境委員会の活動
     を紹介する。
 (3)「淡交会報」へ、委員それぞれの活動をシリーズ投稿し、淡交会会
     員に呼び掛ける。
活動成果としては、
 ・両国祭の展示については、平成21年度は「地球温暖化の防止は
  待ったなし」というテーマで、家庭でできる省エネ
 ・CO2削減方法をはじめ、地球温暖化防止への行動を訴求しました。

平成22年度は「生物多様性の保全は今を生きる私たちの責務」という
テーマで、里山保全をはじめ、身近な自然環境の保護を訴えました。

第3回目となる平成23年度は、「環境とエネルギーについて考える」というテーマで、 我が国のエネルギー政策に対し、環境委員会として提言を行いました。

 ・淡交会報「環境委員会報告」には、
  第63号に(その1)「地球温暖化防止は 待ったなし」(中村晴永)、 
  第64号に(その2)「生物多様性は身近から」(中瀬勝義)、
  第65号に(その3)「ストップ絶滅!!『里山イニシアチブ』の底にあるもの」
           (磯貝三男)、
  第66号に(その4)「東日本大震災に遭遇し、改めてエネルギー問題を
            考える」(岡田宗久)を掲載しました。

環境委員会は今後も活動を継続してまいります。
活動に関するご意見、ご質問は、ご遠慮なく淡交会事務局に
お寄せ下さい。
                              中村 晴永(55回) 記