淡交会 展示会場に掲示された 挨拶文です。    (スマホ) 対応  作成日:2015/09/12 by AM   
     

本日は皆さま ようこそいらっしゃいました。こころから歓迎いたします。

わたしたちの両国高校は明治34(1901)年に東京府立第三中学校として開校しました。
つまり20世紀とともに誕生した学校です。今年で創立115周年。この間に多くの人材を育んできました。
この両国高校の同窓会・淡交会の資料室委員会はこれまでの両国祭の展示企画に参加し、さまざまな領域で活躍した、あるいは、活躍している卒業生を紹介してきました。

2010年

「河合栄治郎」

2011年

「あんな人こんな人110人」

2012年

「芥川龍之介生誕120年〜天才作家の幼年期」

2013年

「文化勲章に輝く先輩五人展」

2014年

「世界で活躍 先輩三人展」

今回は「風立ちぬ」の著者であり、生と死の問題を探求した作家の堀 辰雄をとりあげました。
ひとりのすばらしい作家が誕生する以前の中学生や高校生のころに彼はどのようなことを考えていたのか。 また、どのような生活環境で過ごしたのかを知ることはとても興味があります。またある文学作品がうまれる背景なども今回の展示では紹介します。

もうひとつの企画は淡交会・環境委員会の展示で、これまでに:

「わたくしたちの地球環境」

「原発に代わる新エネルギー(環境とエネルギー展)」

「環境とエネルギー」

「エネルギーと環境問題を考える」

「地球環境とエネルギー問題を考える」

をテーマにしてきました。私たちは地球環境を離れて生活することはできません。この環境をよりよい状態にして次の世代に受け渡して行くかは 現在に生きる私たちの責任です。この展示企画をとおして、このたいせつな地球環境について皆さんとともに考えたいと思います。

2015年9月12日
都立両国高等学校同窓会 淡交会
会長 寺澤捷年(60回)